にんにくを植えて夏の収穫を目指す!!

くらし

我が家では今年からベランダでの家庭菜園にチャレンジしています。

夏野菜としてミニトマトとピーマンを植えて育ててみました。
結果としては、豊作とはいかないまでも病気で枯れることもなくそれなりの収穫が出来、合格点をもらえる感じで栽培が出来ました。

この秋からは我が家で大人気のにんにく君を植えて、来年夏の豊作を狙おうかと思い、先日植えたにんにくの紹介をします。

初めてのにんにく栽培

にんにくの育て方をリサーチ

にんにくを育てるのは初めてなので、まずはにんにくの育て方についてリサーチしました。

インターネットやYoutubeで調べ、ホワイトボードにひと通りまとめてみました。

栽培期間は10ヶ月ほどかかりますが、手間がかからなそうな感じです。

種にんにくは島根県産

近所のホームセンターを見回すと葉にんにくはあれど、一般的なにんにくは置いてありませんでした。

なので今回は通販を利用して購入しました。

関東在住のため青森県産などの寒冷地向きにんにくは環境が適さないと思い、島根県産のものをチョイスしました。

ジャンボにんにくというだけあって1片がとても大きいです。

にんにく植えの土づくり

夏にミニトマトを栽培していた袋栽培の土を再利用します。

1か月前に土を全て取り出し、根っこなどの不要物を取り除き、元肥も入れておきました。

種の説明書も確認

種にんにくにも植え付けの説明書が付いていました
植え付け時期や追肥、収穫時期は事前に調べていたとおりでした。

その他花芽を摘みとるなども記載があったのでこの説明書だけでも栽培できそうです。

種にんにくの状態確認

種にんにくを袋から取り出して確認します。
スーパーなどで販売されているにんにくよりも黄色味が強い印象を受けますが、なんといっても1片が大きいのが特徴的です。

種にんにくの皮を剝く

にんにくを植え付ける際には皮を剥いてから植えます

皮を残しておくことで、皮と実の間に入った水が抜けることが出来ずに、その部分から腐ってしまうことがあるようです。

可能な限り薄皮も剥きとったほうが良いようですが、一番大事なことは実を傷つけないこと。

実を傷つけてしまいそうであれば無理に薄皮まで剥かなくて良いみたいです。

発芽点は特に慎重に

実の先端部分にひょこッと飛び出した部分があります。

ここがにんにくの発芽点です。

ここから芽が出てくるため、発芽点を傷付けてしまうと芽が出にくくなります

そのため発芽点は特に丁寧に皮を剥き、実も爪で傷つけないようにします。

植え付けるにんにくの選別

今回購入した種にんにくは8片の品種です。

届いた種にんにくも8片入っていましたが、我が家の袋栽培では植え付けられる面積から6片が限界なのでどの種にんにくを植えるか選別します。

より大きく、傷の少ないものを選びました。

余った2片については捨てずに実家の畑の空き地に植えてみます。
捨ててしまうよりも可能性を信じて植えてみて収穫出来たらラッキーという感じにしておきます。

にんにくを並べて配置確認

選別したにんにくを並べてみます。

おおよそこの配置で間隔15cmを確保しました。

にんにくの植え込み

間隔も確保できたのでにんにくを植え込みます。

発芽点を上向きにして上から優しく抑えながら押し込みます。

土が5cmほどかぶるくらいの深さに植え付けます。
人差し指第二関節あたりが5cmくらいの深さです。

すべてのにんにくを深く植え込んだら上から土を被せます。

この時も強く押さえず、優しく丁寧に土を被せます

被せたら土を平らにならして植え付けは完了です。

霜よけ・保温対策

にんにくの植え付けが完了したら保温・霜よけ対策も行います。

購入したのは2つだけ

購入したものは次の2点です。

  • 不織布
  • 竹箸

不織布は土にかぶせるため、竹箸は不織布が飛ばないよう押さえるために購入しました。

袋栽培に合うように工作

まずは不織布を袋栽培の寸法より一回り大きめにカットします。

にんにくを植え付けた部分に印をつけ、その部分を十字に切り込みを入れます。

この部分からにんにくの芽が出てくる想定です。

竹箸は不織布押さえに

不織布が風で飛ばされないように押さえるものが必要です。

ホームセンターの園芸コーナーではプラスチックや金属の押さえ部品が売られていますが、どれも地植え栽培向けです。

1つのサイズが大きく、1袋10個入りなど大量に手に入ってしまいます。

そのため、今回は別のもので代用できないかと思い竹箸を購入しました。

竹箸にした理由として

  • 一般的な割箸より強度がある
  • 竹なので腐りにくい
  • 箸は他用途でも使える

という点から竹箸を選択しました。

箸で十字架を作る

竹箸を割り、十字にしたところを麻紐で結びます

どちらも天然素材なので腐っても土に戻すことを想定してビニールは使いませんでした。

十字に固定したら袋の端にブスッと差し込みます。

反対側も差し込んで完成です。

これでにんにくの霜よけ・保温対策が出来ました。

不織布の端は袋の隙間に押し込むことで更に飛ばされにくくなり、にんにくと十字架のセットとなることでドラキュラ避けにもなりそうです。笑

水やりをして全て完了

最後にたっぷりと水を与えます。

袋の下から水が出てくるくらいたっぷりと水を上げたら完了です。
後はこのまましばらく様子を見ます。

にんにくは球根類なので乾燥には強い植物です。
なので水やりも土が乾いたのを確認してからでも問題ありません。
逆に水のあげすぎによって腐ってしまうこともあるので、水のあげすぎには要注意のようです。

この後は12月頃と3月頃の追肥を行い、芽が出てくるまで待ちます。

最後に

にんにくを植え付けてみましたが、意外と簡単に作業を終わらせることが出来ました。

また、手入れもそこまで手間ではなさそうなのでズボラな我が家でも収穫に期待が出来そうです。

更ににんにくなどのネギ科野菜には土壌殺菌効果もあるようです。
ネギ科野菜の根に着く微生物が抗生物質を放出し、植える前の野菜によって発生した病原菌を殺菌する効果もあり、他野菜との植え付けの間にネギ科野菜を植えることで連作障害を起こりにくくする効果もあるようです。

我が家ではにんにくを収穫した後に秋ナスを植えてその効果を検証してみたいと思います。

今の時期に植えて来年夏に収穫できるにんにく君、もし畑の一角・余っているプランターがあったら植えてみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました