以前、時計をかけていた所に温度計を掛けようと思いましたが、
乾燥のせいなのか穴が大きくなってしまい、ねじが効かなくなっていました。
そこで、つまようじとニッパーを使ってねじ穴を補修してみました。
この記事を読むと次のことができます。
- 同じ場所に取り付けできる
- 新しい場所に穴を開けずに済む
- 1分で補修できる
問題の穴を確認
ねじを締めつけていくと思いのほか緩くなかなか手ごたえを感じられない状況です。
ねじ穴が大きくなってしまいねじの嚙みこみが甘くなってしまってました。
一見しっかりと取り付けられているように見えますが、指で触るとグラグラします。
よーく見てみるとねじと穴の隙間が大きく開いています。
補修作業開始
そこで「つまようじ」の登場です。
つまようじをねじ穴に差し込みます。
飛び出ている部分をニッパーでカットします。
ニッパーがない場合はつまようじを折ってしまってもOKです。
ねじ穴が塞がれた状態になっていれば完成です。
ねじの取り付け
つまようじを埋めた部分にねじを締めこんでいきます。
ねじを締めつけていくと先ほどのような隙間がありません。
つまようじは柔らかい材質なのでねじを締めつけていくごとに押し潰されて隙間を埋めていきます。
隙間が埋まったことによりねじがぐらつくことなく締め上げることができます。
最後まで締め上げても全くぐらつきません。
温度計の取り付け完了
最後に温度計をかけたら完成です。
応用編
今回は軽量のものをかけるため、また、将来的に取り外すためにつまようじを刺しただけでしたが、
「完全に固定したい」というときはつまようじの先端に木工用ボンドを塗るのがオススメです。
木工用ボンドがつまようじと元の木材を接着し固定されるのでねじが強固に取り付けできます。
また、木工用ボンドが乾く前にねじを取り付けることで木工用ボンドがねじ止め剤の役割も果たしてくれると思います。
さらに、穴が大きいときはつまようじを何本も差し込むのではなく、割り箸を活用してみてください。
穴に入るように割り箸の先端をカッターなどで細く削って差し込みます。
つまようじと同じようにねじ込むと押し潰されてねじをサポートしてくれます。
ねじが緩いからといってもつまようじや割り箸があればすぐに対処できます。
ねじが緩くても諦めない!
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